また、来よう
次のタイミングを狙っていた。
4月は仕事が落ち着かず、5月へ。
GWは静岡へ。それはいい。
多分、この週。このタイミングを逃すと、天気予報上は梅雨みたいな雨続きになりそう。
もう今週行くしかないではないか、高ボッチは。
5月13日、時は満ちた。
前回も前々回も、出発は深夜であったが、今回は朝。
今回はソロキャンぽく、観光~キャンプという流れで行こうと思ったのである。
篠ノ井線の旧線の一部が、全長6kmに及ぶ遊歩道として整備されている場所。
廃線敷きウォーク – 安曇野公式観光サイト 信州あづみのの旅
電柱や標識、トンネルなど、施設の一部は当時のまま保存されている。
身体の何処かに未だ鉄ちゃんの血が流れている自分は、前から気になっていて。
しかし、流石に機材を担ぎながら全コース踏破は厳しいので、要所要所を車で移動しつつ見て回った。
蒸気機関車の煤の跡と、残された碍子
なんとも味わい深い色合いである。
sdQuattroで撮ってもよかったが、トンネル内部はなかなかに暗かったので断念……。
場所は変わり、三五山トンネル
説明には、電化の際に吹き付け塗装をしたとある。
レンガが見られるのはトンネルの下半分のみ
廃線跡というのは、なんというか、色々と思い出される事がある。
Ben E.KingのStand by Meを口遊みながら歩いてみたりなんかした。
旧第2白坂トンネル→潮沢信号場跡→漆久保トンネル→三五山トンネルと辿っていった。
日没前には高ボッチに辿り着きたかったので、13時過ぎ頃に離脱。
次は軽装でぶっ通しで歩いてみたい、キツそうだけど。
松本市内で昼食と買い出しを済ませ、次は温泉。
長野は何処に行っても温泉には困らない。正直絞り込むのが面倒なくらいはある。
今回行ったのは、浅間温泉の枇杷の湯。
かなり歴史のある場所の様。古風な建物の雰囲気を残しながらも、大浴場は綺麗な作りだった。
サウナは使用可だったので、すこしだけ。
休憩もほどほどに、高ボッチを目指す。
時間の関係で、行きは崖の湯方面から。
高ボッチ山山頂
18時少し前に到着。
日が沈むのを見ながら、軽く設営。
日が沈んだ後の、空の色が好き。マジックアワーなのか、そうでもないのか。
夕飯は、簡単な調理に挑戦。
塩むすびをマーガリン(バターの代わり)で焼いてみただけ。本当は肉まんが良かったが、生憎シーズン外。
カップヌードルと、野菜不足なのでコールスローサラダ。
最後には焼いた塩むすびの半分をカップヌードルの残り汁に。
食後には珈琲を淹れて、松本の夜景を眺める。
飲み終えたら、再び山頂へ。
山頂は、珍しく無風だった。
諏訪湖の水面は凪いでいたのか、反射が綺麗に伸びていた。
ソロキャンは、やる事を決めておくこと。
結局写真を撮る以外あまり思いつかなかったが、ちょっとだけツイキャスをやってみたりして、意外と暇にはならなかった。
車の中で、寝袋に包まる。
……こっちはもう少し対策が必要そうだった。
高ボッチの第2駐車場にはテントサイトが整備されたので、次に来るときまでには、テントを手に入れたい。
こうして、初ソロキャン(?)は幕を閉じたのであった。
5月14日 車中泊ソロキャンへ⑤
— 高山和義Photo (@kazuyoshi_photo) May 15, 2021
翌朝、昨晩の天気は何だったのかという程の曇り、というか雲の中。
機材がみるみるうちに湿っていく。
日の出は早々に諦め、朝飯を食べて帰宅。
視界最悪で、下るのに結構苦労したが、それもまた楽しみの一つ。
次はテント泊したいなぁ……。 pic.twitter.com/0KtOD1HcBE
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愛車ピクチャー
霞みの中、IPFのイエローフォグランプが映える。