やはり、この時期には此処へ行かねばならない
時は10月30日
金曜日の労働が終わり、帰宅してすることは、寝る支度ではなく機材の準備。
もちろん、行く先は高ボッチ。
10月といえば、ちょうど雲海シーズン真っ只中。
昨年は高ボッチはもちろん、秩父へも行ったが、雲海らしい雲海は未だ見れておらず……。
天気予報を最後に確認。
30日は一日晴天だそうだ。
それなら、何も見えないという最悪な事態は起きなさそうだ。
途中のコンビニで朝食を調達しつつ、深夜の19号を駆ける。
自分は、高ボッチに上る時はいつも崖の湯ルートを使う。
道は東山ルートより狭く険しいが、自宅からはこちらの方が近い。
しかし、今年は大雨の影響で東山ルートは土砂崩れで通行止め、復旧には時間がかかるそうだ。
もはや半分以上覚えた道のりを走り、日付が変わる少し前に到着。
空には雲はほぼ無く、星が良く見える。
星景も少し撮ろうと思っていたので、この日はプロソフトンを持参。
天体には詳しくないので、オリオン座が綺麗だなーという感想しか出ない。
冒頭の写真は5分の長秒露光。
5DmkⅣにはバルブタイマーという超便利な機能があるので、露光時間は300秒きっかり。
まだ10月とはいえ、山頂は酷く冷え込んでいる。
日の出の撮影に備え仮眠をとるべく一時撤退。
3時を過ぎた辺りで、かなりの台数の車が第二駐車場へ入ってきた。
自分はというと、4時くらいに起きれば大丈夫だろうと、再び寝ることにしたのだ。
仮眠から目覚め、再び山頂へ戻ったのは4時半ごろ。
長秒露光をすると遥か遠くに富士山の影が見える。
この感じだと、今日は富士山が安定して見えそうだ。
5時半頃になり、うっすらとかかっていた雲が段々厚くなってくる。これは期待が持てそうだ。
6時、諏訪の街を覆いつくすように雲海が姿を現した。
この時、山頂はこの人の数、4時出撃は完全に出遅れだったのである……。
見事な雲海。
6時半過ぎ、完全に日が出た頃に撮影は終了。
恒例のカップヌードルで朝食。
珈琲は忘れた……。
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メイン機が EOS 6DからEOS 5DmkⅣになり、初めての高ボッチ。
インターバルタイマーやHDR撮影など、新機能の発見もあり、良い勉強になった。
もっと使いこなさなければ。
年内にもう一度行こうかと思ったけれど、11月27日に積雪の影響で閉鎖になったそうで。
次は来年までお預けになりました。
愛車ピクチャーはありません。