県境の先の景色とは……
色褪せた群馬県の看板と、その横に並ぶ立ち入り禁止の看板。
某掲示板で有名になった(諸説あり)この風景があります。
2回目の毛無峠。前回は破風岳に登りました。
今回は、思い切って群馬側の小串鉱山跡方面へ行ってみました。
(自己責任でお願いします)
須坂側から登ってくる途中にある絶景ポイント。
万座方面への分岐を過ぎて毛無峠へ、毛無峠への道は荒れており、行き止まり手前はこんな感じ。すれ違いも困難な程。
今年の冬季通行止め解除は落石のため延期されていました。かなり崩れた箇所が多かったのでしょうか、数か所で落石防護柵の設置が進められていました。
某看板の周辺に到着。車を止めて、いざ群馬側へ。
先程までの青空は何処へ……。
この日の機材は
sdQuattro + Art 18-35/1.8
dp0Quattro(バッテリー瀕死)
ASAHI PENTAX 6×7 + SMCP67 55/4(残コマ4)
重い割りに準備不足がありすぎる……。
歩き始め。地面は赤茶色の土と、そこそこ粒の大きい岩。傾斜は急ではないが、足をとられやすい地面。
ジロー坂と呼ばれる九十九折りの坂をひたすら下っていきます。
「〇〇鉱山近道」 示す方向を見ても崖しかありませんが……?
荒れた斜面。所々に落石の様な跡が。
九十九折が終わり、あと少しで地蔵堂、という所。
地図上では道があるのですが、道らしき所は完全に崩れており、越えるにはちょっと谷が深すぎました。
見回すと、地蔵堂の方角に獣道が伸びており、途中まで歩いてみましたが、道を見失いそうな茂み。
戻れなくなる前に断念することにしました。
ここまで片道50分程度。
終始視界はガス状態。この方が雰囲気はあって良いですが……。
たまには、晴れた毛無峠を見てみたいなぁ、と。
――秋に行けばいいのか。
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今回の愛車ピクチャー
スバルのお膝元、群馬県は目の前。
霧の中で撮影。構図も、レタッチも難しい。
「路肩注意 長野県」
なんとなく限界車旅っぽく見えて気に入ったので、今回は2枚目としてうp。
―程よい距離感バグは、人生を豊かにする―