2021年4月24日
善光寺平は、すっかり春の色。
季節の流れに逆らう様に山を登れば、そこは標高2000mの冬景色。
2021年4月23日、志賀草津道路の冬季閉鎖が解除された。
最後に走ったのは昨年6月頃だったか。次訪れた10月末は既に雪に覆われ、渋峠ゲートも閉まっていた。
紅葉やスキーで志賀高原によく行くようになって、twitterやサイトをよく見る様になって。
そこで、ちょうど冬季閉鎖解除の記事を追っかけていて……、まあ行きたくなるのも無理はない。
どうせ車で走って、ちょいちょい写真を撮るくらいだ、世の中の動向ななぞどうでもよかろう。
更に、今年からは白根山の噴火警戒レベルが下がって、24時間通行できるようになるらしい。2輪やオープンカーなども一気に解禁されるよう。
せっかくなので、早朝から走りに行こうという頭になった。
そして、24日早朝、撮影機材を抱え、一路292号。
たかやまインプレッサ、夜を駆ける。
AM5時少し前。横手山ドライブインに到着。
違う、ここはサンライズではなくサンセットの名所である。
本命はそこから少し走った所にある国道最高地点。
この日の日の出はほぼ5時ちょうど。既に空は橙に染まり始めていた。
派手に白飛びするFoveonセンサーに手を焼きつつも、黙々と写真に収めていく。
それなりに日が昇ってきた所で、場所を移動。
少しゆっくり目に走って見つけた場所は、群馬県の中央分水嶺近辺。
sdQuattroにセンサーダストが付いていたのが悔やまれる。
ここでも納得いくまでシャッターを切り。この朝は万座三叉路まで走って帰宅。
早朝の志賀草津道路
— 高山和義 (@kazuyoshi_taka) April 24, 2021
中央分水嶺~渋峠 県境 pic.twitter.com/PswkmbhH7B
(万座三叉路までなら、昨年でもいつでも行けたのだろうか……)
そして、家事や朝食やらを済ませて、再びの292号。
沢山の車・バイク・自転車で混み合う中、ゆったりと走って辿りついたのは草津温泉。
ちょっと甘いものが食べたくなったので、温泉まんじゅうを食べに来ただけである。
あとちょっと足湯に浸りに。
一日に志賀高原を2往復、身も頭も疲れ果てたが充実した一日だった。
***
もうすぐ、ここにも、春が来るんだ。
もっと、色々な景色を見に行こう。
こいつがいれば、行けない所など無い。
そう、思えるから。