前回岐阜に行ったのは、去年の3月。
567の自粛ムードがぎりぎり始まる前の頃だった。
その時は友人と一緒だったけれど、その時にした会話をふと思い出したのである。
「高山まで来たら松本経由で帰れるな」
そう、前回は行程の関係で中津川まで下ったのだった。
――昔話はここまでにしておいて。
2021年3月20日
今回の目的は、松本を経由して高山市に行くこと。
そのためのルートは国道158号。
旧道は冬季閉鎖のため通れないが、安房トンネル(有料道路)は対象外なので、それを使うことにした。
いつか旧道の峠道も走ってみたい。
出発は午前4時頃
この日の機材は、EOS6Dに24-105/4,50/1.4、do0Quattro、ASAHI PENTAX6×7,55/4,Velvia100。ぎりぎり全部担いで行動できるくらいの重さ。
松本へはお約束の国道19号で。もう何度通ったことやら。
松本の中心地ちょい手前で19号と別れ、158号へ。道路標識に高山の文字が見える。
山を登るにつれて増えていくカーブ。ところどころにダムや水力発電所が見える。
梓川(犀川？)の流れをずっと辿っているようだった。
そして、途中で視界が開けたところで寄り道。
ここは奈川渡ダム。こういうスポットには目がない。
日本3番目に高いダムらしい。
高低差がすごい。
山肌にびっしりと階段。
dp0Quattroを持ってきておいてよかった。バキバキに解像している。
この時点で、まだ朝7時。
乗鞍や上高地へのバス停や駐車場を横目に見ながら158号を走る。
かなりの数の土砂崩れがあり、復旧工事をしている場所も何か所か。
こんな所に道がある方だけで凄いと思う。
安房トンネルはETCが使える(一時停止が必要)
岐阜に渡って最初の目的地は新穂高ロープウェイ。
【公式サイト】新穂高ロープウェイ
この時点で朝9時。始発待ちの登山客が沢山いた。
展望台より笠ヶ岳方面を望む。
二つのロープウェイのうち、上層の第2は2階建てロープウェイだそうで。
少しだけ駅の外を散策
第2ロープウェイ下りの車窓。
途中のしらかば平駅で匂いにつられ軽食
足湯もあったのだが、あまりにも熱すぎて足を浸けることすらできなかった。
全体的に眺めが良く、かなり長居をしてしまったが、次の行程へ。
去年行った時もそうだったが、目的はアニメ「氷菓」の聖地巡り。
氷菓×飛騨高山（TVアニメ「氷菓」の舞台紹介） | 飛騨高山観光公式サイト
日枝神社の入り口
商店街の招き猫。ちゃんとマスクをしている。
えるたそ2021
この飛び出し坊やは別に聖地でもなんでもない。
他に、宮川朝市通り、バグパイプ、高山市図書館、鍛治橋などなど。
最後にひとっ風呂浴びたいなと思い、これまた氷菓の聖地にほど近い平湯温泉へ。
奥飛騨温泉郷平湯温泉「ひらゆの森」大自然の中の露天風呂・宿泊・コテージ
最高の濁り湯でした
もみの木で豚カツ定食を食す。
長距離運転と重い機材を担いで疲れた体を癒し、食事でととのった。
総走行距離400km、素晴らしい一日でした。
