唐突だが、自分は夕焼けを撮るのが好きだ。
青い空が、徐々にオレンジに染まり、そして藍に変わっていくまでを収めるのが好きだ。
夕焼けという現象を見るのに季節は関係ないが、通年同じ顔を見せてくれないのが季節なのである。
葛西臨海公園にしろ、下灘しろ、夕焼けを本気で狙いに行くのは大抵が秋冬である。
その方がオレンジも藍も綺麗に出るからである。
夏はそこまで真面目には狙わないのが常……。
だが、横手山という特異なロケーションを前にして、それが通用しないという気がしてきた。
そして思い立ったのがこの日である。
前回は4月末、時間は早朝でしたが、今回は8月末。時間は夕方には少し早い時間。
せっかくなので、また志賀草津を走り回ってきたのである。
天気はかなりの快晴。風は涼しいが日差しが暑い……。
あまりにも霧が濃すぎてどうしようもなくなって、早々に退散。
山田峠から横手山方面を臨む。
相変わらず、とんでもない所を通る道路だ。
こちらはdp0Quattroで。
ここは天空の路、国道292号
表記の消えた標識
この日のお気に入りショット
17時も過ぎた頃に、横手山ドライブインに到着。
信州サンセットスポット100選？らしい。
既に斜面沿いには、夕焼けを見に来た人々がちらほらと。
車に積んであった小さいアウトドアチェアでくつろぎながら時を待つ。
21:9の縦構図なぞ滅多に使わないが、この一枚は凄くハマった。
中野、長野市の方面は雲海のようになっており、光条が差し込む幻想的な風景。
日没より少し前に完全に雲の向こう側に隠れてしまい、この日は終了。
もう少しすれば、本格的に雲海の季節。
横手山もそうだが、高ボッチとか、秩父とか、色々な所の雲海を見たいなぁ、と思う。
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今回の愛車ピクチャー
後光が差し込む
暗くなってくると、ライトが映える。
