Kazuyoshi PhotoAlbum

自分で撮った写真を紹介していきます

フィルムカメラはじめました

最近、写るんですとか昔の機械式一眼レフとか、けっこうフィルムをはじめる人が増えてるんですね。
でも、僕らの世代(20代くらい)って、小さい頃はまだフィルムが主流だったと思うので皆さん一回は触ってると思うんですよね。覚えてないと思いますが。
かくいう自分は、親が持っていたEOS kiss3とTAMRONの28-200を持って電車を撮りに行ったものです。
一日で36枚撮りフィルムを2本も使って親に怒られた記憶があります(笑)
とはいえ、露出計くらいしか電池を使わないような機械式一眼レフなんでものは当然触ったこともなく、友人が始めたのを見て、なんとなくフィルムを触ってみたくなった次第であります。

そんなこんなで買ってきたのが、Canon FTbという一眼レフです。
正式には、マイナーチェンジ版のFTbNです。
ハードオフのジャンク品で1650円でした。
ファインダーにぽちぽちカビあり、塗装ハゲありでしたが、シャッターは音を聞く限りきちんと動いているようでカビも発生していませんでした。

雑に機種の紹介
Canon FTbはFDマウントを持つ一眼レフで、かの有名なCanonF-1とほぼ同時期に発売されたようです。
シャッター速度はB,1,2,4.8.15.30.60.125.250.500.1000。
1/1000が最高だと真昼間に単焦点は絞り開放できません。NDフィルターが欲しいです。
一応TTLの部分測光に対応していますが、自分の購入した個体には電池ブタがついておらず使えません。

使い方は本当に単純。フィルム巻き上げレバーを回してシャッターをチャージしてSSを決めてレリーズボタンを押すだけです。
ピントはファインダー中央のマイクロプリズム(?)の格子模様が消えるように合わせます。F4より暗いと格子模様が完全に消えないためほぼ使えないです。

本体前部分についているファンクションレバー(?)はちょっと複雑なので、他サイト様でも解説されていますがこちらでも簡単に。
レバーを左側に突き当たるまで回すとセルフタイマーになり、レリーズボタンで始動します。約10秒です(自分の個体は9秒くらいでした)
レバーを右に倒すと絞り込みプレビューになります。離せば戻ります。
↑の状態で同軸上にある下のつまみを「L]の位置にすると絞り込みがロックされます。FLレンズでTTL測光をする場合にはこうするようです。
↑の状態で下のつまみをさらに「M]の位置に持っていくと絞り込み+ミラーアップになります。

賛否両論あるフィルムのQL機構ですが、自分は結構便利な機能だと思っています。
赤いマークの部分までフィルムを引っ張っていき、QL機構のばね板で挟んで、あとは2~3枚空打ちするだけセット完了です。
稀に失敗します的な話を見ますが、現在4本のフィルムを撮り終わって失敗したことはありません。軍艦部左の巻き取りレバーがシャッターチャージと連動して動くので心配なのであればそこを見ましょう。

露出は「ASLightMeter」というiOSアプリで見ています。リアルタイムで数値が変わるので便利です。

ということで作例です

使用レンズ:NFD50mmF2,NFD35mmF2.8,FL50mmF1.8Ⅱ,FL135mmF3.5

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