Kazuyoshi PhotoAlbum

自分で撮った写真を紹介していきます

アリス~アリサ~の面影を探して・・・ 再びの下灘訪問。 「移動編」 (更新終了)

不思議な魅力に吸い寄せられて、再びの下灘へ・・・
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なんと2回目の下灘訪問記事が書けるとは思っていませんでした。
今回は、往路の交通手段にサンライズ瀬戸を使用することができました。
下灘訪問は元々、「廃線上のアリス」というライトノベルの聖地巡りが目的だったのですが、今回はどちらかというと、写真撮影のほうに重きを置いて行動したいと思っています。

ここからはサンライズ瀬戸の乗車記と、「廃線上のアリス」の記事の二編成で書いていきたいと思います。



21:300頃・・・サンライズ出雲・瀬戸、入線。
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当初、入線は10分前と聞いていたのですが、実際は20分前でした。外での写真撮影はほどほどに済ませて、いざ車内へ。
今回はサンライズ瀬戸の2号車、B寝台シングル個室(階上)に乗車しています。

21:40頃・・・室内に荷物を広げ、一息。B寝台シングルはそれなりに広く、荷物は無事収まりました。階上部屋なので眺めはイイ(真っ暗)!
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諸々がひと段落したところでPCを広げました。室内前方に備え付けのテーブルとコンセントがあるので、そちらでこの記事を書いています。
ベッドは通常のシングルベッドの約半分といった幅で(途中でくびれてます)、長さはパッと見180cm+αくらいはありそうなので、十分足を伸ばすことはできます。枕と毛布、浴衣、スリッパ、紙コップが備えてあり、室内には200w(60kHz)まで使えるコンセントがあります。PCを使うときに便利ですね。
鍵は部屋を出るたびに設定する方式で、自由な4桁の数字の後に#を押すとロックがかかります。解錠は数字を打ち込むだけです。なお、ロックは内側からもかけられます。
徹夜の予定なので、コーヒーを二本購入。

22:00・・・サンライズ出雲・瀬戸、東京駅出発。
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少し大きめのガタンッ、という衝撃とともに発車しました。けっこう加減速時の衝撃は大きいようです。
品川付近でiPhoneで速度を計測、約100km/h出ていました。そのわりに走行の振動は少ないのでそれなりに快適です。
写真は品川駅付近のものです。

23:00頃・・・小田原通過。このあたりから放送が止まるようです。
23:12・・・トンネルが連発。やべぇ真っ暗なんも見えねぇwww
23:22頃・・・熱海に到着。もう次の電車が最終らしいです。もう深夜だけどちゃん駅メロは鳴るよう。
23:30頃・・・東海道線はトンネルが多いようで、圏外の状態が長く続きます。つらいです。この時の速度は85km/h。ちょっと抑えてますね。
23:40・・・沼津停車。さっさと発車。走行速度は100km/hほど。もう東海道本線は終電が終わった模様。
23:55・・・富士に停車。これまたさっさと発車。なんだ、浜松まで客扱いがあるのか。
2:15頃・・・車内の洗面台で洗顔。揺れる車内ではなかなか大変。お湯が出るのがありがたい。
2:20頃・・・一瞬の停電発生。デッドセクションかと思ったけど、調べてみても名古屋周辺にデッドセクションなんてない。じゃあなんだったんだろう・・・。
2:21・・・名古屋通過。もうここまで来たのか感ある。
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2:27・・・反対方面のサンライズとすれ違う。
2:38・・・岐阜で運転停車?すぐに発車。なんか作業してる。
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2:50頃・・・とりあえず5:30くらいまで仮眠しようかと、おやすみなさい。
5:30頃・・・おはようございます。睡眠時間は1時間ほどですが、一応元気です。姫路到着の振動で目が覚めました。
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乗り換えの坂出には7:09に到着予定だそうで、それまでになんとか部屋を片しておかねば・・・。
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7:52・・・坂出にて、長らくお世話になったサンライズ瀬戸に別れを告げ、特急いしづちに乗り換え。
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次の宇多津にて、岡山から来たしおかぜに連結。先頭部分に窓がったので、連結シーンを車内から撮ることに成功。
走行速度をiPhoneで計測すると、約130km/h!!は、速い・・・。揺れがすごい・・・。
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10:17・・・無事松山駅に到着しました。天気もぎりぎり曇り。


さて、話題は「廃線上のアリス」へと変わります。
主人公、譲羽朗が上小湊(下灘)へと向かう(向かわされる)時に乗車したのがこのサンライズです。(あえて揃えました。ハイ)何故出雲に乗っていたのかは謎ですが・・・。父親(血縁上)が切符を取れなかったのか、岡山始発の特急に乗るからどっちでも良かったのか・・・、詳しくはわかりません。
号車は違いますが、朗が乗ったのと同じB寝台シングル個室です。
作中17Pの都会が遠ざかっていく風景とはこんなものでしょうか↓
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普段東海道方面といえば新幹線しか乗らないので、この風景はかなり新鮮です。
まあ、決して今の自分と同じように物珍しく見ていたわけではないのでしょう。
ジャズのような曲が流れたのは、車内の備え付けラジオですね。NHK-FMが聞けるようになっています。
運賃の関係で、岡山でしおかぜに乗ることはできませんでしたが、しおかぜの後ろにいしづちという特急で連結して走っています。
車両はシルバーの流線形ではなく、ホワイトを基調とした車体。これで松山まで2時間です。

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